■学会、日焼け止め選びの4項目提示 適切使用わずか3割のデータも

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 祭り会場に無料の日焼け止めディスペンサーを設置し、どのくらいの人が日焼け止めを正しく塗布できているかを検討した結果が明らかになった。それによると皮膚の露出部位全てに日焼け止めを塗っていた人は33%にとどまっていた。米国皮膚科学会(AAD)が5月16日、Journal of the American Academy of Dermatology誌の掲載論文を紹介した。同学会は、日焼け止めを選ぶ際の4つのポイントも示している。

 研究グループは、ミネソタ州ステートフェアに日焼け止めの無料ディスペンサーを設置し、人々がその場で日焼け止めを使う様子を観察した。93時間に2187人が日焼け止めを使用していた。

 露出した皮膚全体に日焼け止めを使ったのは、参加者の33%に過ぎなかった。紫外線を防ぐ衣服や帽子、サングラスを使用していた人も38%にとどまった。また、曇りの日には日焼け止めの使用が有意に減少した。女性は男性よりも日焼け止めを使う率が高く、入場者に女性が占める割合は51%だったのに対して、ディスペンサー使用者のうち女性は57%だった。

 研究グループは、「人々が日焼け止めを不適切な方法で使用していることが、この研究で明らかになった。日光防御を最も効果的に行うためには、長袖シャツや長ズボンなど日光を遮蔽する衣服を着ること、日焼け止めを顔や腕だけではなく露出した皮膚全体に塗ることが大切。曇りの日でも、有害な紫外線の80%は皮膚に到達するので、外出する時はいつも日焼け止めを塗るべき」と述べている。

 AADはこの研究にあわせて日焼け止めを選ぶ際のポイントを以下のように紹介している。

・SPF30以上の製品を選ぶ。日焼け止めを使用しない場合、UVBを全く遮蔽することはできないのに対し、SPF30の日焼け止めはUVBの97%を遮蔽する。

・「広域スペクトラム」と表示した製品を選ぶ。この表示のある製品は皮膚の老化を促進するUVA、日焼けを起こすUVBの両方を遮蔽する。

・「耐水性」と表示した製品を選ぶ。耐水性の日焼け止めは、水や汗でぬれた皮膚でも40-80分間効果を発揮する。全ての日焼け止めは2時間ごとに塗り直し、水泳後や汗をかいた後はすぐ塗り直す。

・過敏性皮膚には、酸化亜鉛や二酸化チタンを含む日焼け止めを使う。香料、油脂、パラアミノ安息香酸(PABA)を含む製品は避ける。

関連リンク
Research highlights common sunscreen mistakes
https://www.aad.org/media/news-releases/sunscreen-mistakes

資料 TMSジャパン
蒲田の整体グリーンPCTカイロプラクティック