■肥満の子ども1億2千万人 世界的に増加傾向とWHO

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2017年10月11日 (水)配信共同通信社

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は10日、2016年に世界で肥満の子ども(5~19歳)は推定1億2400万人に達しているとの報告書を発表した。2億1千万人は肥満ではないものの、太り気味とみられるとしている。世界的に増加傾向にあり、糖尿病やがんなどにかかるリスクが高くなっていると警告した。

 報告書は、砂糖を多く含む清涼飲料水や加工食品などの取り過ぎが原因だと指摘、各国政府に子どもを不健康な食事から守る対策を呼び掛けた。

 地域別では、太平洋島しょ国で肥満の割合が特に高く、ナウルとクック諸島ではそれぞれ女の子と男の子の30%以上が肥満だった。中国や中東諸国でも増加が目立った。日本をはじめ高所得国では増加が頭打ちだが、米国は依然高いとした。

 報告書はWHOと英インペリアル・カレッジ・ロンドンの共同研究結果。体重と身長から算出する体格指数(BMI)を用い、200カ国・地域のデータを分析した。1975年には肥満の子どもは約1100万人で割合も1%未満だった。2016年には約1億2400万人と10倍以上になり、割合も女の子約6%、男の子約8%だった。

 一方で、痩せ気味と痩せすぎの子どもも計1億9200万人おり、特にインドで深刻とした。

 報告書は新鮮な野菜や果物の摂取が重要と指摘。WHOの担当者は「貧しい地域では健康な食事が手に入らないのが現実。学校や家庭での配食や、消費を減らすための清涼飲料水への課税を検討すべきだ」としている。

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