■ほどほどのコーヒー摂取は健康に良さそう

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1日3-4杯のコーヒー摂取は、妊婦と骨折リスクの高い女性を除き、健康への有害性よりも有効性が勝るようだ、という英国サウサンプトン大学などからの研究報告。

研究チームは、200件以上の研究からエビデンスを集め解析した結果、1日の3-4杯のコーヒー摂取者は、まったくコーヒーを飲まない人に比べて、低めの死亡リスクおよび心疾患リスクに関連していることを発見した。コーヒーの摂取はまた、いくつかのがん、糖尿病、肝疾患、認知症の低めのリスクと関連がみられた。

けれども、妊婦のコーヒー摂取は有害事象との関連がみられ、女性の骨折リスクの極めてわずかな上昇との関連がみられた。

研究の多くは観察的研究であり、エビデンスの質は低いため、因果関係に関する堅牢な結論は導けないものの、この知見は、コーヒー摂取に関連する最近の他のレビューや研究を裏打ちするものであるという。

研究チームは、201件の観察研究と17件の臨床試験のアンブレラレビューを実施した。アンブレラレビューは、既存のメタ分析を合成してより高いレベルの要約を得る方法である。

コーヒー摂取は、一貫して全死因および心疾患による死亡のより低いリスクと関連がみられ、1日3倍の摂取で、飲まない場合に比べて、最も大きな低下がみられた。3倍より多く飲んでも有害性が高まるわけではないが、有効性が低下したという。

コーヒー摂取はまた、前立腺、子宮内膜、皮膚、肝臓のがんリスクの低下と関連しており、2型糖尿病、胆石、痛風のリスク低下とも関連した。肝硬変のような肝臓疾患では最大の有効性が認められたという。

コーヒー摂取は、パーキンソン病、うつ病、アルツハイマー病にも有効な関連がみられた。カフェイン抜きのコーヒーの効果については、エビデンスは少なめだったが、類似の効果が認められた。

含まれた研究の多くで、喫煙のような健康転帰とコーヒー摂取に関連する因子が調整されていると思われるが、すべてではなく研究によってばらつきがあった。従って、それらの因子の影響を除外することはできないと研究チームは述べている。

研究チームは、コーヒー摂取が「通常の摂取パターンにおいては安全にみえるが、妊婦と骨折リスクの高い女性は例外である」と結論付けている。さらに因果関係を明らかにするためには大規模のランダム化対照試験が必要だとしている。

http://www.bmj.com/content/359/bmj.j5024

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