■葉酸の小麦粉への添加についての’揺るぎない’主張のレビュー

画像の説明

Case for folic acid to be added to flour is 'overwhelming' argues review
January 31 2018
https://www.nhs.uk/news/pregnancy-and-child/case-folic-acid-be-added-flour-overwhelming-argues-review/

BBCは、「葉酸の小麦粉への添加を支持する’揺るぎない’根拠」を報じている。

葉酸は、良好な健康状態に必須とされるビタミンBの1種である。葉酸は、体内での赤血球産生を促し、胎仔では妊娠1週目の時期において脳や脊髄が発達するのに重要な役割を果たす。そのため、全ての女性は赤ちゃんのためにもしくは妊娠12週目までの胎児のために、二分脊椎などの先天異常を生じないようにと、葉酸のサプリメントを摂取(400 µg/日)するように助言されている。

しかし、新しいレビューは、これが十分に実行されておらず、国民健康キャンペーンで明確に訴えているにも関わらず、英国の全女性の3分の1未満しか妊娠前に葉酸を摂取していないことを指摘している。

多くの妊娠が計画的なものでないため、女性たちは妊娠に気づくまで葉酸の摂取を始めようとしないのかもしれないが、その時にはもう葉酸の恩恵を得るには遅すぎるのである。

現在世界では81の国が葉酸に小麦粉を添加しているが、EUにはそうした国は無い。これは、過剰な葉酸がビタミンB12欠乏症の人たちに有害影響を及ぼす可能性があるためである。

EUにおける葉酸摂取の上限は、現行では1 mg/日であるが、小麦粉に葉酸を添加すると、人によってはこの上限を超過してしまうため、添加が避けられている。この記事の著者らは、この上限を超過した場合の危害の根拠には不備があることを主張している。

この著者らのレビュー自体は、大筋は彼らの意見とみなすべきであろう。多くの専門家が反応を示したが、彼らの考え方は全く交錯しており、葉酸の添加を完全に支持している人もいれば、控えめな態度を取る人もいる。この問題は、EUや英国の考え方が将来変わるかどうかを見守るしかない。

食品安全情報blog

蒲田の整体グリーンPCTカイロプラクティック