■加糖飲料は、世界中でますます入手しやすくなっている

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砂糖を加えて甘くした飲料(加糖飲料)は、世界中のほぼすべての地域で手頃な価格で入手でき、手頃な価格で広く消費される傾向がますます高くなっている、という米国がん学会からの研究報告。この傾向は、世界的な肥満の蔓延への取組みを妨げることが予想されるという。

本研究では、価格を引き上げる政策措置をとらない場合、肥満の蔓延に対処する世界的な取組みが妨げられると結論している。

研究チームは、1990年から2016年における世界の40の高所得国、42の中所得国と低所得国における1人あたりの年間収入に基づいて、加糖飲料(SSB)の実質価格、さらに、相対所得を考慮した価格を、コカ・コーラについて分析した。コカ・コーラは、世界中でよく知られているブランドの加糖飲料であり、世界中で広く入手できるため、加糖飲料の調査に使用できる。コカ・コーラは、2014年には、世界市場の1/4(25.8%)を占めており、この値は、競合する2位の飲料の2倍以上であるという。

分析の結果、1990年から2016年に、82カ国のうち79カ国において、加糖飲料がより手頃な価格で入手できるようになったことが分かった。これは、ほとんどの場合、収入の増加と価格の低下があったことによるものである。82カ国のうち56カ国で実質価格が低下した。

「調査した国々では、ある人が、2016年には、1990年に比べ、収入に対する同じ負担で加糖飲料を71%増で購入できたのである」と共著者のジェフリー・ドロウプ博士は語っている。「開発途上国では、1990年に比べて、2016年の収入では、加糖飲料を89%増で購入できるようになり、加糖飲料はさらに手頃な価格になった。」

「手頃な価格で加糖飲料を入手しやすくなったことは、世界経済の急速な発展による経済の進歩が原因にあるが、加糖飲料の価格に影響をおよぼす措置が、政策立案者によって十分に行われていないことも原因である」と著者は記している。「加糖飲料を入手しやすい環境により、消費が必然的に増加し、過体重や肥満の蔓延に対処する世界的な取組みが妨げられることが、科学文献で強く示唆されている。」

また、著者らは、加糖飲料と比較してボトル入り飲料水の価格動向を見直し、管理について考えようとした。そして、ボトル入り飲料水は、通常、加糖飲料よりも高価で手頃ではないことを見出した。

収入の増加は成長を示すものであるため、タバコなど他の健康ではない商品で行ったように、政府が、消費税を通して価格に影響を与えることが合理的介入である。」と著者らは述べている。

https://www.cdc.gov/pcd/issues/2017/16_0406.htm

資料 TMSジャパン
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